必須栄養素の種類について
必須栄養素 種類とは
私たち人間のカラダは何によって出来ているのでしょうか?
「約60兆個の細胞」と答える人もいるでしょうし、「肉と血」と答える人もいるでしょう。
でも元をただせばいずれも、「口から入る食べもの」によって出来ているのです。
食べた物は消化吸収されて、必要な時に必要な栄養素として使われたり、体内で別の栄養素に合成されたりしています。
食べた物(栄養素)が血となり生きていく肉となり、生きていくエネルギーにもなるわけです。
私たちのカラダは「多くの栄養素」によって生きていますが、必須栄養素と呼ばれていて、
他の栄養素特別されている『特に大事な栄養素』があります。
必須栄養素は、ビタミン18種類、ミネラル20種類、必須アミノ酸9種類の全部で47種類です。
必須栄養素は、免疫や抵抗力を強めたり、内臓の働きや生理作用を昇進させたりします。
また自己治癒力(自然治癒力)を増すなど、健康に欠かせない大切な作用があります。
ただ、健康維持に不可欠な栄養素であるにもかかわらず、
♦体内で合成することが出来ません
♦余分に蓄えておくことも出来ません
♦一つでも欠けると、たちまち代謝異常が起こり、様々な不調や病気が表れます
ですので、
必須栄養素は、毎日の「食事」を通して「必要な種類、必要な量」を摂る必要があります。
カラダという『桶』に健康という『水』をいれるとすると
水は一番低い板の高さ以上にはなりません。
しっかり食事をしているつもりでも、どれかの栄養素が不足していれば、
栄養不足の状態になるということです。
各栄養素は、単体では働きません。
また、必須栄養素はチームで助け合って働くという特徴があります。
ビタミン・鉄・カルシウムなどの特定のビタミン剤ばかり多く摂っても無意味なんです。
毎日の「バランスのとれた食生活」をすることは
『カラダに必要な特に大事な栄養素』 つまり必須栄養素を欠かさない食事ということになります。
今は病気でなくても、頭痛、冷え性、生理不順や生理痛等で悩まれている方は、薬を飲む前に、この必須栄養素について考えてみてください。