健康で過ごすためにはまず何から始めたらいいの?
こんにちは、みなさんは食べている物を意識してますか?
当たり前のことですが、私たちの体は今まで食べたもので出来ています。
正直私も数年前まで全く意識したことも考えたこともありませんでした。
健康になるためにはまず何から始めたら良いの?と聞かれますが、まずは今日から食べる物を意識することから始めてみましょう!
でも待って、、、たとえちゃんと野菜やたんぱく質など、栄養を考えて食べていても腸がちゃんと機能していなければ、せっかく食べた栄養素も吸収されずに素通りしていくのです。
ということは、、、まず腸内環境を整えること!!
腸内環境を整えるために
腸内環境っていうけど、そもそも腸ってどんな臓器?
腸が動かなくなってしまったら私達は死んでしまいます。
腸が動かなければ、体に良い食品もサプリメントも体に摂りこむことは出来ません。
体に溜まった老廃物を体外に排出することも出来ないのです。栄養・エネルギーが循環しなければ、肺などの臓器も活動できませんから、酸素を取り入れ二酸化炭素を排出したりといった生命活動も出来ません。
生きる上で必要とされる食事と排泄、呼吸を始めとする必要不可欠な活動、これらに関わっているのが腸なのです。
腸の中には600~1000兆個もの菌が存在します。私たちのカラダは、約60兆個の細胞からできていますので、比べてみると腸内細菌はものすごい数ですね。
腸には十二指腸と小腸と大腸があります。
小腸は、食べ物の栄養吸収する
からだの健康を守る最大の免疫機関
侵入しようとするウィルスや病原菌などから体を守る樹状細胞、ヘルパーT細胞、B細胞などの免疫胞が集まっています。人のカラダを城に例えるなら小腸は落城しないようにたくさんの門番達が守ってくれているのです
大腸は、便を作って出す
小腸で消化吸収を終えた残りかすから水分を吸収しながら時計まわりでゆっくり動いて流動体の残りかすを固形便にして排泄。
大腸には、小腸の1000倍もの腸内細菌が存在して、美肌、やせ体質、健康のカギをにぎっています。
腸内細菌には、よく知られている、善玉菌、悪玉菌、日和見菌 が存在しています。善玉菌、悪玉菌は全体の2割を超えることが出来ないと言われてますので、
良い方にも悪い方にも加勢する日和見菌が大事なのです。人間社会にも強い方に味方する人っていてますよね。 いかにして日和見菌を善玉菌よりにするかですね。
それでは善玉菌を元気にするにはどうすれば良いのでしょう?
その答えは簡単です。善玉菌の好きなエサを与えること!
つまり善玉菌の好きなものを食べるとゆうことです。それでは善玉菌が好きなものって何?
それはズバリ・・・食物繊維です
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。
水溶性食物繊維
その名の通り、水に溶ける食物繊維で、ペクチン(りんごやバナナなどに含まれる)、アルギン酸(昆布やわかめなど)、グルコマンナン(こんにゃくなど)があります。水に溶けるとヌルっとしたゲル状になり、便を適度に柔らかくして排出しやすくしてくれる働きがあります。
なによりも、水溶性食物繊維は善玉菌のエサとなって腸内の働きを良くしてくれる効果があるのです。
不溶性食物繊維
穀物やイモ類、豆や根菜などのセルロースなど、イメージ通りのすじばったもので、水には溶けません。水には溶けませんが、水を含むことで体積が10倍以上にもなり、便のかさ増しをしてくれる働きがあります。かさが増すことで満腹感も感じやすく、食べ過ぎを防いでくれるくれる他、便の水分が過剰にならず、丁度よい硬さになることで排出しやすくなります。
やわらかくする水溶性食物繊維と、水分を吸って適度に硬くする不溶性の食物繊維はバランスが大切になります。どちらかが過剰だと下痢状になるか便秘になるか、健康な便の状態から遠ざかってしまうのです。
この理想的な食物繊維のバランスは、不溶性:水溶性=2:1と言われています。
水溶性の方が少なめですが、白米、キャベツ・・・等比較的よく食べられる物に不溶性が多いのです。不溶性食物繊維の割合が多すぎると、便が硬くなったり、腹部膨張感が強くなってしまうこともあります。
出来るだけ水溶性食物繊維を多く含む食べ物を意識してとることをお勧めします。
今回のまとめ
- バランスのとれた食事をとる
- 食物繊維の多い食品、特に水溶性食物繊維を意識してとるようにする。
でした!
次回は、まだまだ続く、腸のスゴイ話を書いていきます!
アロエの話はもう少しあとで